群馬上野村のシオジ原生林

休日に家から1時間30分かけて行ってきました。

上野村といえば、1985年の御巣鷹山での日本航空の墜落事故を思い出します。移動中の車中から、青空に迫り来る生き生きとした森林を眺めていると、当時あったことなど信じられないですが、慰霊塔でお参りしとても厳粛な気持ちになりました。

北沢渓谷まで、あと10分ほど。ということろで、まるで大きな苔玉！？と驚くほどの大きな岩が祀ってありました。

岩には松の木が生き生きと生えていました。HPの背景にもなっている写真です。川では数名キャンプしている人々がいました。

悲しい歴史も今の幸せな光景も、ずっとこの岩は見守っていたのかな、と思えるような偉大さを感じました。

『浜平温泉しおじの湯』に車を駐車して、https://www.shiojinoyu.comいざ、シオジ原生林を見に山の入り口へと歩き出しました。

しかし、入り口は急斜面で入ることを即座に断念。

車道から北沢渓谷を眺めながら歩いて行くことにしました。

「熊が出ても怖いしね💦」とすぐに諦めた主人↓

山は登らなくてもこんな感じで、川からマイナスイオンが感じられるほど充分満喫できました。

岩も迫力がありました。

エメラルドグリーンの川に癒されながら、歩くこと30分。

ありました！ありました！シオジ原生林です！

ツルが伸びて、まるでターザンが出てきそうです！（他の樹の種類も混じっています）

渓谷のジャングル！？雄大な風景が広がりました。

その光景は、歩いても歩いても連なり思いもよらずとても贅沢な散策になりました。

それもそのはず、、、後で調べてみたら。

この樹たちは、樹齢100年から200年。学術的価値も高く、「シオジ学術保護林」にもなっているそうです。カモシカも生息しているようで運よければ、出会えたかもしれません。

上野村の大自然を満喫できました。

帰り道、子供の熊の剥製を飾ってある民家を見ました。山に入らなくて良かったとゾッとしながら、、、😂

そして、しおじの湯に浸かりました。

お風呂から上がると、疲れがスッと軽くなったような感じだったので調べてみましたら、思いもよらぬ成分があるとわかりました。

「メタケイ酸が1kgあたり110mg含有」されているそうです。メタケイ酸は、肌の角質層にある天然保湿因子のセラミドを整えてくれ、肌のバリア機能を高めふっくらと若々しくなれるそうです。

確かに、肌の表面がキラキラ光っているようにも見えました。

今回は、御巣鷹山の悲しい記憶を、力強く書き消すかのような大自然のとてつもないパワーに、たくさん元気をもらった旅になりました。